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論文

Thermal stability of non-collinear antiferromagnetic Mn$$_3$$Sn nanodot

佐藤 佑磨*; 竹内 祐太郎*; 山根 結太*; Yoon, J.-Y.*; 金井 駿*; 家田 淳一; 大野 英男*; 深見 俊輔*

Applied Physics Letters, 122(12), p.122404_1 - 122404_5, 2023/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:49.29(Physics, Applied)

$$D0_{19}$$-Mn$$_3$$Sn, an antiferromagnet having a non-collinear spin structure in a kagome lattice, has attracted great attention owing to various intriguing properties such as large anomalous Hall effect. Stability of magnetic state against thermal fluctuation, characterized in general by the thermal stability factor $$Delta$$, has been well studied in ferromagnetic systems but not for antiferromagnets. Here we study $$Delta$$ of the antiferromagnetic Mn$$_3$$Sn nanodots as a function of their diameter $$D$$. To obtain $$Delta$$, we measure the switching probability as a function of pulse-field amplitude and analyze the results based on a model developed by accounting for two and six-fold magnetic anisotropies in the kagome plane. We observe no significant change in $$Delta$$ down to $$D = 300$$ nm below which it decreases with $$D$$. The obtained $$D$$ dependence is well explained by a single-domain and nucleation-mediated reversal models. These findings provide a basis to understand the thermal fluctuation and reversal mechanism of antiferromagnets for device application.

論文

Thermal stability of a magnetic domain wall in nanowires

深見 俊輔*; 家田 淳一; 大野 英男*

Physical Review B, 91(23), p.235401_1 - 235401_7, 2015/06

 被引用回数:22 パーセンタイル:66.54(Materials Science, Multidisciplinary)

コバルト・ニッケル多層膜によって形成されたナノ細線における磁壁の熱安定性を調査し、その熱安定性を支配する有効体積の解析を行う。ある臨界細線幅以上では磁壁のピン留め脱出が部分体積の励起によって開始されること、またその臨界幅は細線厚みに依存することを見出した。これらの観測結果は、磁壁ピン留め脱出の臨界電流値の分布とも整合しており、ゼーマンエネルギーと弾性エネルギーのバランスを考慮することで定性的に記述できる。

論文

Hydrogen and hydration in proteins

新村 信雄; 茶竹 俊行; 栗原 和男; 前田 満

Cell Biochemistry and Biophysics, 40(3), p.351 - 369, 2004/06

 被引用回数:24 パーセンタイル:25.25(Biochemistry & Molecular Biology)

本論文は、中性子構造生物学に関するレビュー論文である。中性子回折は、タンパク質中の水素の位置を直接観察できる実験的手段である。われわれは、高分解能の生物物質用中性子回折装置(BIX-type)を原研に設置した。最大1.5オングストローム分解能で、タンパク質の結晶構造解析が可能であり、本論文では、これらの回折装置で得られたタンパク質中の水素・水和構造の興味深い結果を紹介した。

論文

Thermal stability and EL efficiency of polymer thin film prepared from TPD acrlate

玉田 正男; 越川 博; 諏訪 武; 吉岡 照文*; 臼井 博明*; 佐藤 壽彌*

Polymer, 41(15), p.5661 - 5667, 2000/07

 被引用回数:17 パーセンタイル:52.03(Polymer Science)

N,N'-diphenyl-N,N'-bis(4-methylphenyl)-[I,I'-biphenyl]-4,4'-diamine(TPD)を有する新規アクリルモノマーを合成し、エレクトロルミネッセンス(EL)素子のホール輸送層に応用した。まず、モノマー薄膜を真空蒸着により作製し、その後、真空中で紫外線を照射して予備的に重合させてから、真空を保ったまま400Kまで加熱した。得られた厚さが60nmの薄膜の重合率は96%で薄膜表面は非常に平坦であった。この表面平坦性は420Kの加熱まで維持された。これらの真空蒸着及び重合のプロセスについては反射赤外スペクトルによりその場観察した。この手法で重合した薄膜を用いることにより、モノマー薄膜の場合と比較して約3倍の効率を有するEL素子を作製することができた。

論文

Degradability of poly(3-hydroxybutylate) and its copolymer grafted with styrene by radiation

K.Bahari*; 三友 宏志*; 円城寺 太郎*; 吉井 文男; 幕内 恵三

Polym. Degrad. Stab., 61, p.245 - 252, 1998/00

 被引用回数:40 パーセンタイル:79.34(Polymer Science)

生分解性ポリマーの3-ヒドロキシブチレート重合体(PHB)及びその共重合体の成形中の熱安定性を改善するため、スチレン(St)の放射線グラフト重合を行い、熱安定性と生分解性を調べた結果、次のようなことが明らかとなった。(1)熱安定性が10%のような低グラフト率で著しく改善できた。(2)グラフト重合による熱安定性は、PHBよりも共重合体の方が効果的であった。これはグラフト重合が非晶領域に優先的に起こるため、非結晶領域の多い共重合体の方がグラフト鎖をより均一に分布しているためと考えられる。(3)酸素分解性は、Stのグラフト重合により9%のような低グラフト率でも疎水化するため低下する。

報告書

スラリーディッピング法による管状傾斜機能材料の試作評価

渡辺 龍三*; 川崎 亮*

PNC TJ9601 94-003, 87 Pages, 1994/03

PNC-TJ9601-94-003.pdf:4.58MB

ORR-SHEBY-DORN法を改良してクリープ破断データを解析する手法を提案した。この方法を用いて改良SUS316鋼(55MKと55MS) のクリープ破断データを解析した結果、この破断テータは温度・応力依存性の異なるいくつかの領域に区分する必要があることが明らかになった。また、この材料で得られているクリープ曲線の解析から、クリープ変形および破断挙動の異なる3つの領域が存在することが確認された。改良SUS316鋼のクリープ曲線データを改良$$theta$$法で解析し、長時間クリープ曲線と破断寿命を予測するための構成式が得られた。この式を使うことにより、改良SUS316鋼の複雑な破断特性を合理的に理解することができた。

論文

Radiation-grafting of acrylic acid onto ultrahigh molecular,high-strength polyethylene fibers

梶 加名子; 阿部 義則*; 村井 正樹*; 西岡 昇*; 小佐井 興一*

Journal of Applied Polymer Science, 47, p.1427 - 1438, 1993/00

 被引用回数:25 パーセンタイル:72.1(Polymer Science)

最近になって市場に出始め、単材あるいは複合材料として産業資材分野への利用が期待されている高性能繊維材料である超高分子量、高強力ポリエチレン繊維への電子線を用いるアクリル酸の前照射グラフト重合を行い、グラフト重合挙動を検討すると共に熱安定性の付与をはかった。グラフト重合挙動は従来の高密度ポリエチレン繊維やフィルムと本質的に異ならないが、原繊維のもつ高強力を保持するためには前照射線量は1Mrad程度の小線量が望ましいことを明らかにした。又原繊維は最大収縮率約90%150$$^{circ}$$C附近で溶融切断してしまうがアクリル酸をグラフト後Ca塩に転換することにより収縮率10%程度300$$^{circ}$$Cになっても溶融切断しない高強力繊維が得られた。

論文

放射線橋かけポリビニルアルコールハイドロゲルの熱安定性

吉井 文男; 幕内 恵三; Zainuddin*; A.Sudradjat*; D.Darwis*; M.T.Razzak*

医科器械学, 62(6), p.285 - 289, 1992/06

ポリビニルアルコール(PVA)ハイドロゲルを医用材料として使用する目的で、PVA水溶液を乾燥して得たフィルムの放射線橋かけへの加熱処理の影響と照射後得たハイドロゲルの熱安定性について調べた。PVAフィルムは照射前に加熱処理すると、処理のないものよりも放射線橋かけに大線量を要するが、照射によるハイドロゲルの強度低下が抑制できる。加熱処理したPVAフィルムを200kGy照射して得たハイドロゲルは、煮沸滅菌を15分間行っても溶解や分解は観察されず、煮沸前の形状を保持している。煮沸後もこのゲルは透明で弾力性のあるものであった。したがって、耐熱性PVAハイドロゲルを得るには照射前の加熱処理が重要であることが分った。

報告書

地層処分場の熱的安定性の検討

五月女 敦; 藤田 朝雄; 原 啓二; 納多 勝

PNC TN1410 92-054, 88 Pages, 1992/01

PNC-TN1410-92-054.pdf:2.02MB

高レベル放射性廃棄体からの放熱によるニアフィールドの温度分布およびその経時変化を解析評価し、処分場の熱的安定性のなかで問題となる緩衝材の熱変質の観点から廃棄体の埋設密度の検討を行うために、ニアフィールドの3次元有限要素法による熱解析を実施した。さらに、ファーフィールドの温度分布および経時変化を解析評価するために、ニアフィールドの熱解析で得られた結果をもとに、処分場の規模を設定し、等価な熱源を与えたファーフィールドの軸対象有限要素法による熱解析を実施した。廃棄体の発熱条件としては、ガラス固化後の冷却のための中間貯蔵期間を30年と設定し、緩衝材の熱物性については、廃棄体の発熱により乾燥することを考慮して伝熱条件のよりきびしい値を改定して検討した。また、岩盤の熱物性については、実測されている結晶質岩と堆積岩の平均的な値を用いた。ニアフィールドおよびファーフィールドの熱解析により得られた主な結果は以下の通りである。(1)ニアフィールn 各部の温度は、廃棄体埋設直後から上昇し、10$$sim$$50年後で最大となり、10,000年後にはほぼ初期地温まで低下する。(2)人工バリア材および周辺岩盤の温度は、廃棄体の埋設密度を調整することにより十分低い温度に制御することができる。(3)緩衝材の熱変質に対する許容温度を諸外国の例も参考にして約100度Cとした場合、廃棄体の埋設密度は約80$$sim$$100m/SUP2に一本となる。(4)処分場周辺岩盤の温度は50年後に最大約75度C程度まで上昇するが、地表面の温度はほとんど変化しないことから廃棄体の発熱による地上への影響は無視できると考えられる。

論文

Iodine-initiated, solid-state copolymerization of tetraoxane with 1,3-dioxolane in the presence of methylal, 1; Fundamental study on beaker-scale copolymerization

石垣 功; 渡辺 祐平; 森田 洋右; 高田 清*; 伊藤 彰彦

J.Appl.Polym.Sci., 21(3), p.711 - 722, 1977/03

 被引用回数:6

ヨウ素を開始剤としたテトラオキサン-1,3-ジオキソラン-メチラール系固相共重合により、極めて熱安定性の優れたオキシメチレンコポリマーが高吸収率で得られることが当開発室で見出されたが、本系における反応諸因子とコポリマーの収率,熱安定性,分子量などとの関係を明らかにするためビーカースケールの基礎研究を行なった。本共重合はヨウ素,1,3-ジオキソラン,メチラール濃度に大きく依存し、これらの増加と共に重合速度が増すことが明らかになった。本報では重合速度,生成ポリマーの熱安定性及び分子量と重合時間,強度,及びヨウ素,1,3-ジオキソラン,メチラール濃度との関係を求め、若干の解析を行なった。

論文

Effect of $$gamma$$-ray irradiation on the thermal stability of poly(trioxane)

西島 啓喜*; 小田島 晟*; 中瀬 吉昭; 栗山 将

Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 20, p.533 - 534, 1977/00

放射線固相重合ポリトリオキサンを一定速度で過熱すると二段階で分解する。第一段は約200$$^{circ}$$Cで始まり、第二段は約300$$^{circ}$$Cから始まるが、照射により(0.1MR以上)第一段で分解する量は、線量の増加とともに減少し、第二段の分解終了点も高温側に移行する。これは、放射線分解により、ポリマー分子末端に熱安定性のよいメトキシ基、あるいは、ホルミル基が生成するためである。これらの末端基については赤外吸収で同定した。

口頭

$$gamma$$線照射したSiC MOSFETの熱アニールによる特性劣化の回復

横関 貴史; 阿部 浩之; 牧野 高紘; 小野田 忍; 田中 雄季*; 神取 幹郎*; 吉江 徹*; 土方 泰斗*; 大島 武

no journal, , 

超耐放射線性炭化ケイ素(SiC)半導体デバイス開発の一環として、縦型4H-SiC金属-酸化膜-半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)に1.2MGyの$$gamma$$線を照射し特性劣化を調べるとともに、360$$^{circ}$$Cまでの熱アニール(大気中、20分間)を行い劣化した特性が回復する様子を調べた。その結果、$$gamma$$線照射によりドレイン電流(I$$_{D}$$)-ゲート電圧(V$$_{G}$$)特性は負電圧側へシフトし、1.2MGy照射後にはノーマリーオン特性となるとともに、I$$_{D}$$のリーク電流が7桁以上も増加した。照射後に熱アニールを行ったところ、100$$^{circ}$$C以上の熱アニールによりI$$_{D}$$-V$$_{G}$$特性は回復を示し、360$$^{circ}$$Cの熱アニールでほぼ照射前の特性まで回復することが見出された。このことより、SiC MOSFETの特性劣化に寄与する酸化膜中固定電荷や酸化膜・半導体準位といった欠陥の熱安定性は100$$^{circ}$$C程度であり、それ以上の温度で熱処理を行うことで劣化特性の回復を図ることができると帰結できた。

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